内部被曝とは、放射性物質に汚染されている水などの飲み物や食べ物を口にすることで、放射性物質が体内に入り、体の内側から放射性物質の影響を受けてしまうことをいいます。
大気中に放射性物質が飛散している場合には、呼吸することによって、内部被爆してしまうこともあります。
内部被爆してしまうと、放射性物質が体外に排出されるまで、放射性物質の影響を受け続けます。
また放射性物質の半減期によっても影響度が変わります。
内部被爆が外部被爆よりも怖いといわれているのは、このためなのです。
将来、内部被爆によって、癌や白血病、糖尿病、不妊などの健康被害が起こっても、放射能物質の影響によるものだという因果関係を立証するのは非常に困難です。
なので、できるだけ、内部被爆を避けるために、口にするものには注意を払う必要があります。大気中の放射能物質の濃度が高いのであれば、マスクをしたり、外に出ないようにする必要もあるでしょう。